8月末 4日連続で落語会へ

8月27日。大阪繁昌亭で第5回「アンデルセン童話落語会@繁昌亭」を開催してきました。

当日、大阪市始まって以来の記録的な集中豪雨にピッタリはまってしました。

前日(8月26日)にも、お茶の水駅で尋常でない豪雨に立ち往生し用事が済まなかった。
東京から大阪に雨を運んだんじゃないかと思いました。

なんばパークスで用事をすませて、繁昌亭の最寄り駅「南森町」へ移動して、外へでようとする、ほとんどスコール。しかし落語会の開催の時間がせまっていたので、雨の中ホテルに向かいました。その間、2分ほど。しかし身体は文字通りずぶ濡れ。シャツは着替たけど、ズボンは濡れたままなので、タオルでできるだけ水分をとってから、ホテルにスラックススチームを使って乾かし、なんとか不快感を覚えない乾き具合までもってきました。


お客さんは87名。露の團四郎さんと笑福亭仁勇さんの熱演で楽しんでいただきました。とくに團四郎さんは、普通に話せば4分で終わってしまうはなしを、20分以上にして熱演してお客を笑わしてくれました。さすが。前座は、露の団姫さんが「時うどん」。2度目ですが、大変楽しい時うどん。最近結婚もされて、落語家人生にさらに追い風が吹いているようです。

落語会が終わってからはさくら水産に移動。もう少しお客を集めるよういろいろなアイディアをくれました。ありがたいことです。
話はいつの間にか、家庭菜園に移り、その辺り笑福亭仁勇さんが詳しいのには驚きました。

8月28日。繁昌亭の「朝から繁昌亭」を林家小染さん目当てに観賞。5人の上方落語家さんの話を楽しみました。林家小染さんは「雀駕籠」。江戸落語「蜘蛛駕篭」と同じ系列の話ですが関西ならではの話が詰め込まれた話でした。小染さんのメリハリの聞いた高座はお勧めです。
繁昌亭は、なんというか、ホスピタリティがいいですね。繁昌亭は、関東の長く続いている地域落語会に似た雰囲気があります。

8月29日。たけ平さんの円朝作「豊志賀の死」を聞いてきました。長講です。
本では読んでいましたが、落語家の語りで聞くのは初めて。緊張感溢れる高座でした。
同時に、昔の人はこういう長い話を聞く余裕(ゆとり)があったのだなぁ、と思いました。寄席などできくネタは本来は長い話が意外と多いですよね。昨日も桂小文治さんの「大工調べ」全編を聞いて、タイトルの意味が初めて分かりました。
しかしやはり横浜から、埼玉県鴻巣まで帰るのは遠いなぁ。

8月30日は池袋の二つ目勉強会。二つ目勉強会は2000円で5席も若い人達の落語が聞けるので好きです。あとお客さんのたちがいろんな雰囲気で来場しているのを感じるのも好きです。追っかけぽい人、ブログ評論ぽい人、出張できてちょっと寄った人、若い落語家応援団ぽい人。たんなる個人的な印象ですが。この会では、この頃よく落語協会の会長さんを見かけます。この日は会場奥に会長、正蔵さん、吉窓さんがならんで座っていました。この頃、会長はよく見かけます。 

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